子どもたちに勉強する機会を支援するボランティア活動

高校や大学進学など、当たり前と思ってきましたが、中には小学校さえも行けない、
国によっては教育を受けることができない子どもがいる、ということを水田昌宏自身、最近改めて考えるようになりました。
日本においても、震災で学校を失い、勉強をする場がなくなってしまった子どもたちがいます。
引っ越しをした先でいじめにあい、学校に行けなくなってしまったり、
勉強が遅れてしまったりする子どもに、ボランティアで勉強を教えている大学生もいます。
水田昌宏も同じ大学生として、頭の下がる思いです。

そういった関わり方のほか、奨学金や里親制度などがあります。
あしなが育英会という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
あしなが育英会は、病気や災害、自殺、犯罪被害などで親を亡くした子どもたちや、
親が重度の後遺障害で働けないなどといった子どもたちに、物心両面から支援する民間非営利団体です。
すべて寄付金で運営しています。

ボランティアとして支援をする方法は寄付金です。
手軽なのは街頭募金に協力することですが、携帯電話での寄付やクレジットカードでの寄付もできます。
あしなが学生募金では、自分で寄付をするだけではなく、全国200箇所で街頭募金を実施しています。
また、毎月500円からでもできる「あしながさん」として登録することもできます。

活動をPRする方法もあります。
「あしながPウォーク10」は、全都道府県約60コース、
10キロを歩きながら世界の遺児について考えるボランティア活動です。
47都道府県で、同じ日、同じ時刻に歩きます。
「あしながPウォーク10」はニューヨーク最大のチャリティーウォーク「ウォークアメリカ」から学び、始まった活動です。
多くの人が未来ある子どもたちのことを考えてくれるきっかけになることを願い、歩きます。