一人暮らしの老人の話を聞くボランティア活動で学んだこと

高齢者が増え、現在では一人暮らしをしている高齢者も多いです。
在宅看護や在宅介護も増えている中、資格はなくても、ボランティアが活動することができます。
生活支援などは資格がないとできませんので、そのサポートだったり、買い物に行ったり、といった活動のほか、話し相手になる、という活動もあります。これは介護保険外のことで、専門職の人が大切にしたくてもできないこともあり、ボランティアが大きな役割を果たします。

高齢者と話をする際には、配慮すべきことがあります。
以前、知り合いの看護師が言っていたのですが、患者さんに「おじいちゃん」と言ったら、「私はあなたのおじいちゃんではない」と怒られたそうです。自分は相手の立場に立っていなかった、と反省していました。
ボランティアにおいても、そういった細やかな配慮が必要になります。

大事なことの一つは無理をしないことです。
無理をして話せば、相手もその雰囲気を感じて疲れてしまうでしょう。
相手に無理をさせるはもちろんいけません。
高齢者の中には、若い年代の人に気を遣い、無理をして話してくれるケースもあります。
それは、相手の心も体も疲れさせてしまいますので、注意が必要です。

話をしていると、プライベートな情報も分かってしまうことがあります。
それは誰にも言わないことです。
秘密は守らなければなりません。人間としてのマナーでもあります。また、できない約束をしないと水田昌宏は決めています。
約束をしたときは気分がいいかもしれませんが、それが果たせなければ落胆は倍になってしまいます。
信頼を得るためにも、嘘はつかない、できない約束はしないことが大事です。

水田昌宏も話し相手になることを通じて、人の話を聞く姿勢を学ぶことができました。
これは日常生活においても役立つことだと感じています。