大学生は比較的ボランティア活動に興味を持っている

水田昌宏の周りを見ても、ボランティア活動をしている大学生は、そう多くはありません。
しかし、阪神・淡路大震災のときには、多くの大学生がボランティアとして参加していました。
大学生なんて、勉強もしないで遊んでいる、といった印象もあると思いますが、そのときは、みんな真剣な表情で一生懸命行動していました。
その姿に、感動しました。
中には、耳にピアスをして、茶髪でといったチャラい雰囲気の男性が、休憩中には笑顔で大人と会話をしている姿は新鮮でした。
見た目では判断できないものですよね。

そういえば、知り合いの学生で、普段は爪に真っ赤なマニキュアをして、服装も派手目でメイクもバッチリ、という女性がいるのですが、
彼女もボランティア活動をしているらしく、そのときには爪も短くしています。
爪が短くなっているのを見ると、「あ、どこかで活動をしてきたのだな」と分かります。

先にも述べましたが、徐々に増えてきてはいますが、大学生のボランティア参加率は、世界から見ても決して高くはありません。
それでも、ときどき私の話に興味を持つ学生もいます。
話をしてみると、興味はあるものの、どうやって始めていいのか分からなかった、というのです。
私は高校生の頃から活動をしていたので、団体のことや参加方法などは他の人よりは分かっていますが、まったく知らない人にとっては、きっかけ、というのは難しいようです。

現在ではインターネットでさまざまな団体のことも分かります。
活動内容や体験談なども掲載されているので、そういった情報をいろいろ見て、興味を持ったものに参加すればいいと思います。
特に大学生は時間も自由になりやすいので、いろいろな活動に参加してみてはいかがでしょうか?
水田昌宏も仲間が増えることはとてもうれしく思います。