ボランティアではがんばりすぎないことも大事

ボランティア活動にはさまざまな活動があります。
震災で被害を受け、住む場所もなく、困っている人のところに行って、がれきの撤去や掃除をしたりする活動もあれば、こどもたちに勉強を教えるボランティアもあります。

動物保護関連の活動や、障害者や高齢者の介護、音楽フェスやスポーツイベントなどのサポートなど、いろいろな活動があります。
それらのどの活動に対しても言えることは、がんばりすぎないことです。

ボランティア活動をしていると、いろいろな人から「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてもらえることがあるでしょう。
言葉で聞くことができなくても、うれしい顔をされたり、喜ぶ姿を見ることができたり、そういった感動を味わえるのはボランティア活動の醍醐味でもあり、やりがいにつながると私水田昌宏は思います。

人や動物の喜ぶ顔が見たい、自分でもこんなことができるということを自分自身で認めたい、という思いが強いと、自分の体や精神状態を正常に判断できなくなります。
被災地で体力を使う仕事をしているときに、急に体調不良になることもあるでしょう、前日までは何ともなかったのに、作業をしていたら急に腰痛になったり、腹痛が起こったりすることもあります。
そのようなときに、我慢してしまうケースも多いです。

確かに、ここで体調が悪い、とは言いにくいものです。
水田昌宏の経験から言っても、言い出しにくいのは非常にわかります。
何しに来たの?ということになってしまいますからね。

しかし、そのまま作業を続けていても、いい結果にならないことが多いです。無理をして倒れてしまえば、周囲に迷惑をかけてしまいます。
無理だと思ったら我慢せずに、理由を話して、家に帰る勇気も持ちましょう。

周りに迷惑をかけないとともに、自分をいたわることも大事です。体調が戻ったら、再度がんばればいいのです。