ボランティア活動は謙虚な気持ちが大切

この前久しぶりに会う友人と喫茶店でお茶をしていたら、嫌な話が耳に飛び込んできました。私たちが座っている席から少し離れたところに座っていたお客さんが、ボランティア活動について話をしていたのです。恐らく、私と同じ大学生だと思うのですが、ボランティア活動をしていることをやたらと凄いことのように話していたんです。自分は人のためになる活動をしている、だからもっと褒めてほしい、評価されるべきだ、といったことをあまりにも堂々と言っていたので少々呆れてしまいました。

実際、ボランティア活動をしている人の中にはこういう勘違いした愚か者もいます。支援活動はあくまで自発的かつ見返りを求めない活動ですし、してあげているという気持ちを持つのは愚の骨頂です。このような人がいるから支援スタッフが時々誤解されてしまうのですよね。真面目に活動してる私たちにとっては迷惑極まりないですし、できれば今すぐやめてほしいくらいです。支援活動を行う上で大切なのは謙虚な気持ちを持つことですし、こちらが学ばせてもらっているという気持ちを持つことが大切だと思います。

支援活動を行っている人の中には最初から見返りを求めている方も少なくありません。にわかには信じられないかもしれませんが、実際このような人はいます。就職で有利になるから、周りから凄いと思われるから、異性と出会えるチャンスだからといった考えで活動をしている方は実際少なくありません。腹立たしいことですが、このような人たちがいるのも事実です。これからボランティア活動を始めるという方は謙虚な気持ちを持って、支援してあげているという考えは持たずに活動してほしいですね。自分も学ばせてもらっているのです。