ボランティア先の現地での宿泊先における注意点


現地ではボランティアに行って迷惑をかけるのは避けたいものです。
宿泊は避難所?と思っている人もいるかもしれませんが、避難所は被災者のものです。
ボランティアで行くのであれば、宿泊先は自分で確保しなければなりません。とはいっても、自分で探すのは難しいですよね。
勝手にテントを張って野宿すればいい、と考えるのは間違いです。
どこでもいいからテントを張るのは、危険ですし、地域住民に心配をかけてしまうこともあります。
地域の人にとっては、ボランティアといって見ず知らずの人たちです。恐怖心を与えないことが大事だと水田昌宏は考えています。

それと同様、車で寝るという方法もありますが、車で寝泊まりをしていると、住民に不審がられることもあります。
被災後、地域の人の精神状態を考えて、少しでも不安にさせる行為はしないようにしたいものです。
ではどこに宿泊すればいいのか?というと、一つは、NPOなどの民間団体が公民館や体育館など公共施設を借りているケースが多いので、そこを利用することも可能です。
ただし、寝袋は持参しましょう。お布団が用意されているとは限りません。

または、現地からは少し離れることになりますが、旅館などに宿泊するという方法もあります。車で行くことができれば、それも可能であり、入浴もできますし食事も出ます。
疲れをいやすこともできるでしょう。
また、宿泊してお金を使うことで地域復興への貢献になるのではと思っています。

水田昌宏の経験上、食事は前もって自分で用意するのが基本です。
近くにお店はあるか?そこで現地の人の迷惑にならずに買い物ができるか?などを確認することが必要です。
センターに宿泊する場合は、食事が出ることもありますが、
登録する団体や状況などによって異なるので、最初に確認しておきましょう。