ボランティアでも非常識はある

個人の意思に基づいて行うのがボランティアですが、無償で活動しているため何をしても許されると思っている方が少なくありません。お給料をもらって働く場合だと責任も生じますからきちんとルールを守って働く方がほとんどですが、お金を貰わずに自分の好意で活動しているわけだから何をしてもいいでしょ、という方がいるのも事実です。世間一般での非常識はボランティアの世界でも非常識ですから、そのことを忘れずに行動してほしいものですね。

私がこれまでボランティア活動を続けてきた中で特に多いなと思ったのが、約束をすっぽかす人です。何月何日の活動に参加します、と言っておきながら当日来ないという人は多いですし、後から「寝過ごしました」「ちょっとほかに用事ができて」などと言い訳する人も少なくありません。寝過ごした、ほかに用事ができた、というのはまあ多少仕方のないことかもしれませんが、正直無責任だとも思います。やると言ったからにはそれなりの責任が生じるわけですし、それをいきなりすっぽかすというのは非常識ですよね。

また、いきなり音信不通になってしまうような人もたまにいます。こういう人はもう論外ですね。支援スタッフに向いていないとかいう以前に人としてどうなのかと思ってしまいます。仮にいけなくなった場合でも事前に連絡することはできるでしょうし、それすらできない人は最初から支援活動をやるなどと口にしないでほしいと思ってしまいます。少々厳しい言い方かもしれませんが、支援活動は決して遊びではありません。いい加減な気持ちで参加してほしくありませんし、最低限の約束を守れないような人と一緒に活動するのは本当に嫌です。支援活動でも責任ある行動をしてほしいですね。